【クトゥルフ神話】シナリオ作成方法①【TRPG】
やぁ、所長だ。
ついに本日12月20日、新版クトゥルフのルルブが発売されたな!!!!
今回はクトゥルフのシナリオをオリジナルで作りたいけど作り方がわからない!
って人向けの記事だ。
できるだけ簡潔にまとめるから見ていってくれ。
シナリオを作る際の手順
さて、シナリオを作ろうと思ったはいいけど何から始めればいいんだろう?
先に行ってしまえばシナリオの作り方に定型はない。自由でいい。
しかし、それでも参考程度にはなるかもしれないので私の作り方を簡単に書いていく。
①目的と敵となる存在の選定
②登場人物の大まかな人数と役割
③決めたことをまとめる
④物語が繰り広げられるフィールド
⑤アイテムや呪文
⑥物語の大まかな流れ
⑦導入
⑧清書
⑨分岐作成
⑩ダイス値決め
⑪マップの用意やキャラステータスの用意
こんなもんだ。
こうやって見るとちょっと大変そうに見えるかもしれないけど、やってみると案外簡単だし何より楽しいと思うぞ。
今回の記事では①~③の項目部分の説明をしていく。
できるだけ近いうちに③以降も更新するから見てくれると嬉しい。
目的を決めよう
目的とはつまり、プレイヤーにどんな冒険をさせたいか?どんな苦しい目にあわせてやりたいか?こんなロールプレイをしてもらいたい!!!!等・・・・・
言ってしまえばキーパーの欲望である。
なのでプレイヤーに魔法少女になってほしければそれでいいし、地獄に落ちてもらいたければそれでいい。
こんな場所で冒険をしてもらいたい!とかこんなシーンを見てみたい!っていう自分の理想のシチュエーションみたいなものを考えるといい。
この目的を軸にして物語を作っていけばいいんだ。
敵となる存在を選定しよう
TRPGに限らず、ゲームには大抵黒幕だとか裏ボスみたいなものがいる。
この場では「プレイヤーに魔法少女になってもらう」っていうのを目的として説明してみるよ。
まず、プレイヤーが魔法少女となって戦うのは誰か?ってことだ。
ここでタイトルが「敵となる存在を選定」と書いていることに注目だ。
「いい設定思いついたけどそれに合う神話生物がいねぇ!!!!!」
こんな悩みに直面したことはないだろうか?
まだ作ったことない人はいずれ直面する悩みだと思う。
なので先に解決策を教えておくと
神話生物じゃなくても別にいい
ってことです。
別に自分が勝手に作った怪物出してもいいんですよ。
全く問題ないです。
なんで自分が想像したことに沿うような設定の敵キャラを作ってください。
この場で例を出すならば
「プレイヤーを魔法少女にさせたがる謎の生命体、『Pべぇ』」を黒幕キャラとして設定します
登場人物と役割
さて、目的と黒幕が固まったことで自分の思い描いたシチュエーションをもう一回思い出しましょう。
できるならノートとかに書いといてもいいかもしれないですね。
ここでは物語が進行していく中で起こる出来事を考えながら、都合のいい役割を持たせた人物を作っていきましょう。
まず決まっているのはプレイヤーと「Pべぇ」。
では、Pべぇはなんでプレイヤーを魔法少女にしたがるのか?
それはいずれ来る災厄「ワルプルギスの夜」に備えるためだ!!!!
みたいな感じで。
じゃあ先代の魔法少女がいてもいいんじゃないか?
とか
先輩魔法少女が出てきてもいいんじゃないか?
みたいな感じで考えていくわけです。
そうしたら
このキャラクターが出てきて、プレイヤーとはこんな関係になる。
このキャラクターは後々こうなる。
このキャラクターの裏の姿は実はこうである。
といったように役割とそのキャラが出てくる意味を考えていく。
例として
先代魔法少女
Pべぇ
プレイヤー(魔法少女)
ワルプルギスの夜
魔女
この5つのキャラクターを軸に物語の要点をまとめます。
決めたことをまとめる
まとめは例を参考に自分でやってみてください。
というのも脳内でいろいろ考えながらやると何が何だか分からなくなってくるので。
私のまとめを参考に自分のまとめを作ってみてください。
目的:プレイヤーに魔法少女になってもらいひどい目にあってほしい
Pべぇ:この物語の黒幕
役割:プレイヤーたちに魔法少女の力を貸してたくさんの神話生物を倒してもらう。自身はその神話生物の力を吸収することができ、すべての力を吸収した後に地球を支配しようとしている。
魔法少女の設定:魔法少女になると基本的にSAN値が回復しなくなり、SAN値が30以下になると魔女かして自我を保てなくなる。SAN値を回復させる唯一の方法は魔女を倒すことである。その代わりステータスが大幅にアップし神話生物とも対抗できるようになる。
先代魔法少女:=魔女
役割:Pべぇの目的にある時気が付いた。がしかしSAN値は度重なる先頭によってすり減り魔女化してしまう。この事実を知らないプレイヤーに倒されてしまうのが役割。
ワルプルギスの夜:ニャルラトホテプ
役割:どんどん神話生物の力を吸収して力を増大させていくPべぇに対して、重い腰を上げて敵対する勢力となる。→Pべぇはすでにそのことに気が付いている
プレイヤーは最終局面にて、ニャル側につくかPべぇ側につくかによって物語が分岐する。
最初はこんな感じでいい。
この例ではニャルラトホテプが出てきたり神話生物が出てくるとか書いてるけど別に神話生物じゃなくてもいいからね。
とにかくやりたいことと役割を持たせたキャラを想像することで後々文章に起こすときにめちゃくちゃ楽になるよ。
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ysblog1st.hatenablog.com
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