【クトゥルフ神話】シナリオ作成方法②【TRPG】
やぁ、所長だ。
前回に引き続きシナリオ作成方法を書いていくぞ。
私の独自のやり方を書いていくからぜひ参考にしてみてくれ。
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前回の時点で敵の決定、登場人物の設定をまとめた。
次のやるべきことは物語がどこで進行するのかだ。
舞台設定
もしかしたら1~3の手順の時点で大まかな舞台設定ができているかもしれない。
出来ていなければ「プレイヤーはこの施設で探索を行う」とか「こういう町で探索を行う」とか
大雑把でいいので決めてほしい。
舞台を決定することで考えていた展開がどこで起きるのか、重要なアイテムや施設がどこにあるのかという設定を後々考えやすくなるからだ。
前記事から引き続き「魔法少女シナリオ」を例に出していくが
今回は「大型ショッピングセンター」を舞台として設定してみる。
アイテムや呪文の設定
ここまでシナリオのアイディアや設定をまとめてきたが、その中で「こういうアイテムが欲しい」とか「こんな呪文があったらべんり」と思う瞬間があるかもしれない。
神話生物の招来・退散などの呪文はルールブックに記載されていることが多いが、オリジナルのものを考えてもよい。
魔法少女になるためにはやはり変身アイテムが必須だろう。
攻撃手段として魔法を使えるようにしてもいいかもしれないなとかそんな感じだ。
ここら辺もまずはルールブックに縛られすぎないで自由にやってみるといい。
身内でやる分には細かいルールなど気にしない。
ネット上で公開したとしても、知識がある人ならばミスを見つけた時自己流で解決してくれるはずなので気にしなくていいと言える。
自由度が高いのがクトゥルフの魅力だ。
私のシナリオでは
マジカルステッキ・攻撃呪文・変身呪文
の3つを独自に追加するぞ。
こだわりたいならば各アイテムの設定などを作ってもいいと思う。
もしかしたらシナリオ中に役立ったり、プレイヤーを楽しませる要素になるかもしれない。
私の場合はマジカルステッキに設定を詰め込んでみたぞ。(まどマギパクった点もある)
・変身者の魂はステッキとリンクされ一定距離はなれると糸が切れた人形のようになる
・一度変身すると魔女を倒す以外でSAN値を回復することができなくなる。
・変身後の姿であればSAN値減少は起こらない
みたいな感じだ。
これも箇条書きでいいのでどこかにメモしておくことをお勧めする。
大まかな流れを作る
さて、ここまで来てやっと物語作成に取り掛かれるはずだ。
慣れてきたらこのまま清書していっても構わないのだが、一度自分の頭で整理するためにも大まかな流れを書き起こすことをお勧めする
この作業を行うことで清書中にシナリオの問題点を見つけて書き直しになるリスクを避けられるし、まとまってしまえば分岐を作る際にも清書を作る際のも楽だからだ。
この「流れの書き起こし」は個人の見やすいやり方でやってもらえるのが一番だが、私は矢印で上から下にどんどん流れをつないでいく形をお勧めする。
プレイヤーはショッピングモールで買い物してるシーンからスタート
↓
買い物中突如爆発音。
↓
見てみると巨大な化け物が暴れている。
↓
・
・
・
みたいな感じで。
だいぶ簡略化して書いたが頭に細かい描写が浮かんでいるのなら書き込むといい。
上記の例のように流れを作っていくと「プレイヤーはこの描写でどんな行動に出るだろうか?」っていう発想に至るはずだ。
上記のもので例えるなら
買い物中に爆発音がしたらプレイヤーって普通逃げるんじゃないか?
とか
非常用出口を探すんじゃないか?
とか
ここでこんな行動をとったらここから分岐ルートを作ってやろう
みたいな感じで。
とにかく思い浮かんだプレイヤーの行動を今度はその項目から横に矢印を書いて対応をメモって行くといい。
見にくいと思うのなら項目に番号を振って、別紙にその項目で予想される行動と対応を番号付きで管理するのが見やすいぞ。
分岐ルートを作る場合も同じように、そこから続く流れを書いていけばいいのだ。
さて、ここまで出来たらほぼ完成といってもいいだろう。
後は導入からエンディングまでを清書するだけだからね。
といっても清書中の注意点とかアドバイスも多少あるから次の記事に続くよ。
近いうちに更新するから読んでくれると嬉しいぞ。
それじゃあ、また次の研究記録で。
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