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【TRPG】ロールプレイのやり方と重要性【クトゥルフ神話】

やぁ、所長だ。

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新版が出るまで新しい記事を書きにくいから、今回はロールプレイに関して個人の経験を交えて解説していくぞ。

ロールプレイに対して苦手意識やどうやればいいかわかんない人は読んでってくれ。

 

 

 

ロールプレイは必要か

さて、さっそくこの話の結論になってしまうんだが、TRPGにおいてロールプレイは必須事項ではないと考えている。

 

ニコニコ動画やyoutubeにアップされている肉声セッションの動画を見てクトゥルフに興味を持った人が多いだろうが、実際のセッションにおいてあそこまでロールプレイを徹底している卓はごく少数といっても過言ではないだろう。

 

もちろん、仲間内でワイワイとあほなロールプレイを行うのはめちゃくちゃ楽しい。

しかしこの「ロールプレイ」という要素こそが初心者がTRPGにとっつきにくさを感る要素ナンバーワンだと思う。

 

なので今回はロールプレイの参考例や代替案などを実体験と共に書いていくぞ。

 

具体的な方法は後述するが、まず最初に「クトゥルフにおいてロールプレイは必須事項ではない」と言っておこう。

 

無理にロールプレイを行おうとした際の例

さて、これは例というか私の実体験だ。

私はクトゥルフ神話TRPGを始めて行うよりも前からニコニコ動画の肉声セッションをよく見ていた。まにむさんのやつとかチェッカー卓のやつが特に好きだった。

 

ある日、友人に誘われて初セッションを行ったんだがその場に集まったKP以外の人(PL)

全員が私と同じような初心者だったんだ。

 

みんなクトゥルフ神話のルールや流れを一通り知っており、なおかつロールプレイの存在も知っている。

 

そんなメンバーでやった初めてのセッションの導入を文字起こししてみた。

 

実際の導入

KP「それでは、セッションを始めます。」

私「お願いします」

友1「っす」

友2「すーーーーっ」

友3「シャス・・・・・」

 

 KP「あなたたちは気が付くと真っ白な部屋にいました。そこで目を覚ますシーンからスタートです。」

友1「・・・・・」

友2「・・・・・・」

友3「・・・・・」

 私「あっ・・・・・・。どこだここは・・・・・(自分なりのイケボ)」

 

KP「あ、お互いは知らない人同士ってことで自己紹介とかするといいかも!」

私「えっと・・・私は○○○○といいます。職業はうんたらら~」

友1「○○です。」

友2「○○です。」

友3「○○っす・・・へへ・・・w」

 

 

 

 

やりにくい!!!!

 

 

はい、もうわかっての通り難しいんですよ自然なロールプレイって

全く知らない場所に飛ばされてるのに何のんきに自己紹介してるんだって感じですよね。

 

私の場合はオフセッションで行ったのでなおさらやりにくかったのかもしれません。

 

動画で見てる分には意識していなかったんですが、実際にやってみると結構恥ずかしくてどもっちゃうんですよね。

そんなこんなで初回のセッションでトラウマに近い何かを持ち、結果的にTRPGから離れてしまう人は多いです。

 

なので、そういった苦手意識を持たせないためにもロールプレイってものをあまり重要視すべきじゃないと思うんですよね。

 

行動を言葉に表してみる

さて、私が最初のセッション以降しばらく行っていたのがこの方法です。

上記のシナリオのように「真っ白な部屋で目を覚ます」という状況ならば。

 

「うーん・・・・どこだ・・・ここは・・・?」

 

みたいなセリフをはさまずに

 

「見覚えのない場所なので、とりあえずあたりを見渡してみます。」

 

といったように。

こうすることでKPも他のPLも何を行っているかはっきりとわかる上に恥ずかしさもないと思います。

 

ロールプレイっていうとどうしても演技めいたものを想像してしまいますが、実際これくらいでも十分なんですよ。

 

こう発言すればKPも

「周りを見渡すとあなたのほかに3人、人が倒れていますよ」

と言いやすいですよね。

 

この情報が得られれば必然的にあなたは周りの人を起こすという選択を取るかと思います。

 

最初はこれでいいですし、それでずっと楽しめるならば無理にプレイを変える必要はないと思うぞ。

 

テキストセッションにしてみる

正直物足りない!

ちゃんとロールプレイをやってみたい!

 

って人はしょっぱなからそうするのもありだけど、テキストセッションも試してほしい。

 

なにそれ?って人もいるかもしれないから簡単に説明すると「声ではなく打ち込んだ文章で行うセッション」がテキストセッションだ。

 

LINEやディスコード、スカイプでもいいがTRPGスタジオどどんとふなどがダイスの処理が楽でいいだろう。(サイト内でダイスを振ることが出来て結果を共有できるため)

 

文章でならばおっさんがケモミミ少女のロールプレイを行うのも容易である。

 

想像してみてほしい

 

おっさんが

「はわわわ~こわいですぅ・・・・!」

とか言ってるのを。

 

 

地獄である。

(正直私は面白いと思う)

 

しかし、かわいいキャラクターの画像を用意しその皮をかぶったおっさんが文章で

 

「はわわわ~こわいのら~・・・・助けてにゃん♡」

 

と言ったらどうだろうか。

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

やっぱり地獄のような気がしてきたが、見た目てきにはありだろう。
少なくともしゃべっているのはこのかわいらしい美少女でありおっさんではない。

おっさん的にも羞恥心が薄くなり語尾に「にゃん」をつけることも可能になる。

 

 文章を打ち込むのが遅くて無理そう・・・・

と思う人もいるかもしれないが、TRPGスタジオならば文章を打ち込んでいることがリアルタイムでほかのプレイヤーにもわかるようになっているので待ってくれるはずだ

 

テキストセッションのデメリットとしては「セッションに時間がかかること」「KPの事前準備が大変」「環境の用意が必要」という点だろうか。

 

スマホがあればセッション自体はできるし、君のやる気があるならば率先してKPをやって試してみてほしい。

 

普段できないロールプレイが出来て意外と楽しいぞ。

 

演技としてのロールプレイング

 それでも演技を通して肉声でセッションをやりたい!!!!!

と思う人も中にはいると思う。

 

そんな人は同志を見つける以外に方法はないだろう。

 

今ではTwitter上で

「初心者歓迎!一緒にTRPGやりませんか?」

みたいな募集が大量に張られている時代だ。

 

もし君に勇気があるならばそこに参加してTRPG仲間を増やすのも手だと思う。

しかし、絶対に最初のセッションは様子見でプレイするべきだ。

 

周りは顔も知らない人間、卓によってはハウスルールなどを設けている場所もあるしロールプレイの基準ももちろん違う

 

ものすごくうまいロールプレイを行っている中で

「何々に対して目星を行います」

とかいう分には、おそらくベテランなので優しく接してくれると思う。

 

逆にみんなさわるさわるプレイしているような空気で

「おい!○○!!!わたしについてこい!!!」

みたいなことを言っちゃうと高確率で空気が冷えるのだ。

 

もちろんそれをきっかけに卓がにぎわう可能性もあるのだが、「行動を言葉に表してTRPGを楽しんでいる人」も中には存在することを知っておいたほうがいい。

 

何度かオンライン上の募集に参加していく中で居心地のいい場所を見つけて、何度も卓を重ねていくような関係になることもあるだろう。

 

でも、オンライン上では最低限のマナーとか暗黙の了解(ルールブック所持)みたいなのもあるから気を付けてね。

 

これから始めてのセッションを行うKPへ

さて、TRPGに興味を持って「実際にやってみたい!」って人はKPをやることになると思う。

 

そうなるとやっぱり最初に誘うのは仲のいい友人だと思うんだよね。

 

その友人がTRPGを知らないのであればどうか、おすすめの動画として「肉声セッション」の動画を見せないで上げてほしい。

 

TRPGはこんなに面白いものなんだ!

やってみたい!

 

って思わせるのにもちろんこれらの動画は強いんだけど、ロールプレイがこういうものだって思わせてしまう危険があるんだ。

 

だからできるだけ自分でルール説明ややり方を教えてあげたり、どうしても動画を見せたければ「ゆっくり実況」とかをお勧めして上げてほしい

 

肉声セッションをどうしても見せたいならば、やる前に一言

「これはめちゃくちゃ上手な人たちのプレイだからマネしなくていいよ」

と言ってあげてほしい。

 

一回プレイしてみて「おもしろいかも」と言ってくれた人に対して、とどめを刺せるのが肉声セッションの動画だと思う。

 

ぜひ、焦らずゆっくりとTRPGを楽しめる仲間を集めてほしい。

 

せっかく一回遊んでくれたのに、次を誘ったら

「私的にあれはちょっと苦手だわ。ごめんけどパス。」

とか言われたら悲しいからね。

 

最後に

私の主観と経験を踏まえていえることは以上だ。

ちょっとネガティブな終わり方をしちゃったけれど、TRPGのロールプレイは楽しんでなんぼなんだよね。

 

君も周りも楽しければ万事オッケー。

もっと楽しみたくて演技交じりのロールプレイができるならばそれでオッケー。

 

ロールプレイをすることが目的ではなくって

楽しむことを目的にしてたらロールプレイの向上に行き着いた。

 

そんな形になってほしい。

それでは、次の研究記録で会おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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